アダプティブスポーツで広がる新しい世界|誰もが楽しめるスポーツ体験
アダプティブスポーツは、年齢や身体の状態に関わらず、全ての人がスポーツを楽しめるように工夫された取り組みです。車椅子バスケットボールやボッチャなど、様々な競技を通じて、新しい仲間との出会いや、自分自身の可能性を広げるきっかけを作ります。
ビジュアル紹介
期待
初めてアダプティブスポーツの体験会に参加することを決めた日のことは、今でもはっきりと覚えています。東京のとあるスポーツセンターで開催される車椅子バスケットボールの体験会。申し込みはしたものの、正直なところ、ドキドキでいっぱいでした。「私にできるのかな」「周りについていけるかな」と、不安が頭をよぎります。
前日は、動きやすい服装を準備し、水分補給用の水筒に麦茶をたっぷりと。スマホで車椅子の操作動画を何本も見返しては、イメージトレーニングを繰り返しました。友人にも誘いのLINEを送り、一緒に参加することに。不安と期待が入り混じった気持ちで、会場である東京体育館の最寄り駅に降り立ちました。
没入
会場に着くと、明るい声で「いらっしゃいませ!」と出迎えてくれたのは、笑顔のスタッフの方々。まずは車椅子の基本的な操作から教えていただきました。思った以上にスムーズに動く車椅子に「おおっ!」と声を上げてしまい、周りの参加者とも笑い合ううちに、緊張がほぐれていきます。
ボールを持ってのドリブルに挑戦すると、最初はうまくいかずに苦戦しましたが、スタッフの方が「その調子!もう少し手首のスナップを効かせてみて」とアドバイスをくださいました。コツをつかむと、グングン上達していくのがわかり、夢中になって何度も挑戦しました。体育館いっぱいに響くボールの音と、仲間たちの笑い声が心地よく、気がつけばすっかり時間を忘れていました。
振り返り
体験会が終わった後は、体はくたくたになりながらも、心は晴れやかでいっぱいでした。初めて会った方々と自然と会話が弾み、「次回も一緒に参加しようね」と約束を交わすほどに。帰り道、ふと気づきました。アダプティブスポーツは、単に体を動かすだけではなく、新しい出会いや発見のきっかけを与えてくれる、素晴らしい体験だったと。
あの日から、私の週末の過ごし方は一変しました。今では毎週土曜日の朝が待ち遠しくてたまりません。アダプティブスポーツを通じて、できないと思っていたことが「できる」に変わる喜びを、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。
- 興味のあるアダプティブスポーツの種類を調べる(車椅子バスケットボール、ボッチャなど)
- お住まいの地域で開催されている体験会やサークルをインターネットで検索
- 主催者に電話やメールで問い合わせ、見学や体験の申し込みをする
- 必要な持ち物を確認し、前日までに準備を済ませる
- 体調を整え、リラックスした気持ちで会場に向かう
- インストラクターの指示に従い、無理のない範囲で挑戦する
- 終了後はしっかりとクールダウンを行い、体を休める
- 次回の参加予約をして、継続的に楽しむ
- 動きやすい服装(Tシャツ、ジャージなど)
- 体育館シューズ(室内用)
- 水分補給用の飲み物(ペットボトルなど)
- タオル(汗ふき用)
- 健康保険証(緊急時用)
- 着替え(必要な方)
- やる気と前向きな気持ち
アダプティブスポーツは安全に配慮して行われますが、初めての方は必ずインストラクターの指導の下で行ってください。体調に不安がある場合は事前に医師にご相談の上、無理のない範囲でご参加ください。必要なプロテクターの着用は必須です。地震などの災害時には、スタッフの指示に従って安全に避難してください。