インクルーシブスポーツとアクティビティ - 多様性を楽しむスポーツ体験
年齢や能力に関わらず、誰もが楽しめるスポーツやアクティビティの世界。個性を認め合い、お互いを高め合う体験ができます。
ビジュアル紹介
期待
初めてのインクルーシブスポーツ体験に申し込んだ時は、少し緊張していました。車いすバスケットボールの体験会に参加することにしたのですが、自分にできるかどうか不安でたまりませんでした。でも、「楽しむことが一番大切ですよ」という声がけで、少し気が楽になりました。事前に動画を見たり、基本的なルールを調べたりして準備を進めました。
会場に着くと、様々な年齢やバックグラウンドの方々が集まっていました。中には車いすをご利用の方もいれば、健常者の方もいて、みんなが笑顔で会話を楽しんでいました。「今日は皆さんが楽しめるように、ゆっくり進めていきますからね」という声がけで、緊張がほぐれていくのを感じました。
没入
実際に車いすに乗ってみると、思っていた以上にバランスを取るのが難しいことに驚きました。最初はまっすぐ進むことさえままならず、壁にぶつかりそうになりました。でも、周りの参加者の方々が「大丈夫だよ、最初はみんなそうだよ」と声をかけてくれて、和やかな雰囲気に包まれました。
ゲームが始まると、チームメイトと協力し合い、自然と笑顔がこぼれました。車いすの操作のコツを教えてもらったり、シュートのタイミングをアドバイスしてくれたり。年齢や性別、障害の有無に関係なく、みんなが同じフィールドで楽しんでいる姿に心が温かくなりました。
振り返り
体験が終わった後、不思議と体も心も軽くなっているのを感じました。最初は緊張していたのに、終わる頃にはすっかり打ち解け、新しい友達もできていました。何より、自分の中にあった「障害者」と「健常者」という壁が、いつの間にか消えていたことに気づきました。
この経験を通して、スポーツの持つ力の大きさを実感しました。言葉や文化、バックグラウンドが違っても、一緒に楽しむことで分かり合えることがたくさんあるのです。帰り道、また参加したいなと心から思いました。次は、もっと色々な方と交流しながら、新しいスポーツにも挑戦してみたいです。